自分の不注意から財布にあった千円札を次男坊によって毀損せしめられたと言う…。
外出用の小さなかばんに財布を入れておいたら、次男坊によってかばんを漁られ、かばんから財布を出され、さらにはその中身をぶちまけられたという。
ばらまかれたお金やカード類を拾い集めていたら、次男坊が千円札をちぎっていました。
思わず変な声が出た。
破れた紙幣と野口英世を眺めてしばし呆然。
これをどうしたらいいのだろう。
ちょっと破れかけた紙幣を見かけること、手に取ること、使うことはあっても、完全にちぎれた紙幣を使ったことはない。
というか、これ、お店で使えるのか。
銀行のATMに預け入れても絶対に戻ってくるヤツ…。
この場合は日本銀行まで交換しに行かないといけないの?
困った時はGoogle様に聞くことにする。
破れたり欠けたりした紙幣は損傷現金というらしい。
ちょっと賢くなった気分。
そして損傷現金の交換は、両替。
損傷現金は日本銀行まで行かなくても最寄りの金融機関で交換してくれるらしい。
自宅から一番近いのは郵便局。
銀行は駅まで行かないとない。
じゃ、家から一番近い郵便局(ゆうちょ銀行)で損傷現金を新しい現金に交換していくれるかというと、してくれない。
なぜなら郵便局(ゆうちょ銀行)は両替商ではないから。
両替はしていないという。
新札に交換してくれるのはあくまでサービスの一環なのだとか。
そんなわけで、最短距離にある地銀で損傷現金を両替してもらうことにした。
いたずらっ子大賞受賞者である次男坊を抱っこして地銀まで行く。
窓口で番号札を取るように言われたが、念のため損傷現金の両替を行なっているかどうか行員さんに聞いたら、「両替ですね。こちらの両替票にご住所、お名前、お電話番号と両替額を記入して、番号札をとってお待ちください」とのこと。
両替、してくれるんだ。
必要事項を記入して待っていたら、すぐに順番が来た。
窓口に両替票と損傷現金を渡したら、あっという間に千円札と交換してもらえた。
手数料はなし。
ありがたや。ありがたや。
ただし、損傷の度合いにより手数料が必要だったり、口座があることが必要だったりするので、両替前もしくは両替する時に銀行に確認する必要がある。
損傷銀行券の引換基準: 日本銀行 Bank of Japan
日本銀行が行う損傷現金の引き換えについて: 日本銀行 Bank Of Japan