文章読解で使っていた問題集。
種類は多くありません。
選ぶにあたり気をつけたことは、2つだけ。
基本は1冊を最低2回転できそうなものを選ぶ。
学年もしくは習熟度に合わせた問題集を選ぶ。
低学年では興味を持ちそうなもの、読んでいて楽しいものを選び、高学年では基礎的な文章読解能力が身につきそうなものを選びました。
特に低学年の問題は飽きないように違うテーマの問題集を用意し、子どもの興味によって交互に出題しました。
大切なことは問題は繰り返し何度も解かせることです。
採点をして70点以下だった問題や同じところ何度も間違える問題は、数日後にもう一度同じ問題を解かせました。
そのため問題集の問題は繰り返し使えるようコピーして使いました。
だいたい1冊を2回から3回ほど繰り返すと、間違えやすいところが鮮明になります。
低学年のときに使ったのは、学研の問題集。
このシリーズは他にも伝記や動物、宇宙などいろいろな種類のものが出版されています。
子どもの興味に合わせて選べるので、ぜひお子さんと一緒に選んでください。
内容は文章読解が苦手な子どもでもとっかかりやすいようにできています。
ちょっと本を読むのが好きな年長さんでも解けるような問題が多いのです。
宿題に時間がかかってしまって家庭学習の時間を割くことができない時でも、これだけなら短い時間でも十分に取り組めるのではないでしょうか。
文章読解にアレルギーのあるお子さんとなら、一緒に取り組む大人が読んでクイズ形式に問題を出して行くようにして取り組むと苦手意識が和らぐと思います。
例えば、
「今から読むお話しの中に(問1.)があるんだって!わかるかな?じゃ、お話を読んでみるね?」
「次は(問2.)がお話しの中に隠れている言葉があるんだって!お話を読むから、目で文字を見て探してね?」
などなど。
また、言葉を書く問題で文字を書くのが苦手なお子さんと取り組む場合、お子さんに回答を口頭で言ってもらい、一緒に取り組む大人が代筆しても良いかもしれません。
慣れてきたら少しづつお子さんに書いてもらえば良いです。
文章読解が苦手なお子さんのハードルを下げることが大切です。
高学年になったら学年別の文章読解ドリルに変えました。
物語、随筆、説明文。
ある程度のジャンルにわかれており、オールカバーできるのがよかったです。
問題数も低学年ものより多く、1日1題でも1冊終えるのに時間がかかりました。
基本的な問題が多いため、苦手なジャンルは繰り返し解くことで、文章読解の基礎力はつくでしょう。
上記の問題集は基本的なものばかりなので、最初からある程度の読解力があるならば、Z会のグレードアップ問題集を力試しにやらせてみるのも面白いと思います。