子どもが破いてしまう絵本の修復は、この3つが重要。
専用のテープを使う!
テープ幅は3cm程度が使いやすい
破れたらすぐに補修する
子どもが小さいと絵本もおもちゃになってしまう。
最初は興味深そうに眺め、触って、めくる。
そのうち投げたり、ひっぱったり、振り回したり、踏んづけたり力技ばかり。
そのうち手先が器用になってくると「めくる」。
ただ普通にページをめくってくれるならいい。
赤ちゃん用の絵本は厚紙でできているものが多いがその厚紙でできた表紙や、仕掛け絵本の飾りなんかを小さな指と爪を駆使してやりたい放題に剥がしたり破ったりする。
破れてしまったらすぐに修復すること。
放置しておくとそのままページが破り取られてしまい、どこに持ち去られるか…。
びりびりという感触がいいのか、音がいいのか。
一度覚えてしまうと、最後までやり切ってしまうのがお子ちゃまの恐ろしいところである。
そこで必要になるのが絵本の専用補修テープ。
子どもに絵本を読むようになったら、子どもが自分で絵本を読むようになったら、ぜひ1つは用意しておこう!
絶対に使ってはいけないのはセロハンテープ。
セロハンテープ自体が経年とともに変色・劣化する。
テープ自体がぱらぱらと剥がれ、糊だけが残ってしまったりと何かと最悪。
紙質によってはメンディングテープおおすすめ。
福音館書店の紙絵本はメンディングテープが向いているように思う。
紙によく馴染み、何より目立たない。
メンディングテープ特有の性質なのか、貼った後の「テープ貼ってますよ」みたいなものが本当にない。
パッケージにもある『貼ると見えなくなるテープ』は嘘じゃない。
時間が経つとどこにテープを貼ったかわからなくなる。
そして、テープ幅は3cmぐらいがいい。
理由はずばり貼りやすいから。
あまり幅があるテープだと、破れ傷をはかってからの補修がしにくい。
細すぎると破れ傷がカバーできない。
そして、いま使っているのはこれ。
程よい幅と粘着力と貼りやすさ。
セロハンテープ、メンディングテープなんかも使ったけれど、補修用テープが一番使いやすい。
早くも2本目に突入。
特に厚手のカラー絵本に向いている。
絵本の修復にはもちろん使えるが、教科書や資料集の補強にも大活躍。
教科書をうっかり破ってしまったとき、表紙四隅の補強にも使えるので常備しておいて損はなし。